超個性的な主人公たち【きんぴか2 血まみれのマリア】 [書籍にドロップキック!!]

■ヒトコト感想
個性のかたまりのような三人。前作がどこか逆恨み的で協力して悪をつぶすという流れであったとしたら、本作はより身近に、三人のまわりでのちょっとした出来事を描いているようだ。女っけがなかった前作に比べて、本作はあのピスケンが恋をする。等身大といえば聞こえがいいが、やはり個性のかたまりである三人の日常は一筋縄ではいかない。ヤクザ、自衛官、大蔵官僚。それぞれがそれぞれに特徴的なエピソードをもち、暴れまわる。その中で最も印象深いのはやはり表題にもなっている「血まみれのマリア」だろう。恋する二人が中年であるというのも、また趣きがあると言えるのかもしない。
■ストーリー
ピスケンが恋をした。お相手は、「血まみれのマリア」こと阿部まりあ。泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れず、の奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめるが…。
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