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爽快感がイマイチなコンゲーム【夢見る黄金地球儀】 [書籍にドロップキック!!]

夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)

夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)

 

■ヒトコト感想
舞台は桜宮市。いつもどおり作者の作品は微妙に繋がっている。本作でもバチスタシリーズの登場人物があちこちに顔をだし、エピソードも登場している。ただ、本作が決定的に違うのは、まったく医療とは関係ないということだ。現代医療システムの問題を叫ぶでもなく、最新医療を扱ったトリックでもない。ただ、黄金の地球儀を盗み出そうという作品だ。その中で町工場の最新設備や、金属に対しての薀蓄など今までと違った雰囲気があるのだが、あまり魅力を感じなかった。騙し騙されのコンゲームという触れ込みだったが、蓋を開けてみるとたいした驚きもなければ、爽快感もない。なんだか身内だけでごちゃごちゃ事件を起こし、勝手に解決しているように感じた。

■ストーリー

1988年、桜宮市に舞い込んだ「ふるさと創生一億円」は、迷走の末『黄金地球儀』となった。四半世紀の後、投げやりに水族館に転がされたその地球儀を強奪せんとする不届き者が現れわる。物理学者の夢をあきらめ家業の町工場を手伝う俺と、8年ぶりに現われた悪友・ガラスのジョー。二転三転する計画の行方は?

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