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すべてをリセットする気持ち【水の柩】 [書籍にドロップキック!!]

水の柩

水の柩

 

■ヒトコト感想
普通なことに悩む中学生の逸夫。イジメをうける同級生の敦子。そして、忘れられない過去をもつ逸夫の祖母の”いく”。この3人を軸に物語は進んでいくのだが、ミステリーの要素はない。何か大きな仕掛けを期待すると、肩透かしをくらうかもしれない。逸夫と敦子といくが、それぞれ心の奥底に抱えていた、なんらかのわだかまりを、どのようにして取り払うのか。「水の柩」というタイトルどおり、すべてを柩の中に投げ込むことで、すべてをリセットする。誰にも言えず心の奥底にわだかまりを抱えている人は、本作と同じように心をリセットすべきかもしれない。悩みを抱えた人へ向けた心のあり方を示す作品のような気がした。

■ストーリー

老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。

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