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小粋な安楽椅子探偵「中途半端な密室】 [書籍にドロップキック!!]

中途半端な密室 (光文社文庫)

中途半端な密室 (光文社文庫)

■ヒトコト感想
作者の特徴がよくでている短編集。「密室の鍵貸します」の元ネタとなったような短編まである。敏ちゃんとミキオのコンビがミステリーを解決するのがメインなのだが、ユーモアがあり、安楽椅子探偵として鮮やかにトリックを暴く場面などは圧巻だ。ただ、全体的に軽い雰囲気なので、重厚な事件はいっさいない。なんとなくトリックが予想できる短編もあるが、予想外のトリックもある。

作者の特徴であるキャラクターの面白さと会話のユーモアは秀逸だ。誰も傷つかないユーモア。小粋なジョークという感じだろうか。トリックは特別複雑ではなく、ストーリーもシンプルなので、ミステリー初心者にはうってつけだろう。ミステリーを読み慣れている人には、少し物足りなく感じるかもしれない。

■ストーリー

テニスコートで、ナイフで刺された男の死体が発見された。コートには内側から鍵が掛かり、周囲には高さ四メートルの金網が。犯人が内側から鍵をかけ、わざわざ金網をよじのぼって逃げた!?そんなバカな!不可解な事件の真相を、名探偵・十川一人が鮮やかに解明する。(表題作)謎解きの楽しさとゆるーいユーモアがたっぷり詰め込まれた、デビュー作を含む初期傑作五編。

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