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娘に嫌われていると考える母親 【母性】 [書籍にドロップキック!!]

母性 (新潮文庫)

母性 (新潮文庫)

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/06/26
  • メディア: 文庫

母性 [ 湊かなえ ]

 

■ヒトコト感想
母親と娘それぞれの視点で描かれる物語。作者得意の独白形式で、そこに第三者目線が入ることで事件の全容がみえてくる。女子高生が倒れていたのは、自殺未遂なのかそれとも事故か、または…。母親が考える幸せの形と、娘の考えの違い。母性というタイトルどおり、母親が子供にそそぐ愛情について描かれている。

母親の母性とは生まれながらにしてあるものなのか、それとも社会性から作り上げられるものなのか。娘に嫌われると思い込む母親と、母親の理想とする娘になれないと苦悩する娘。夫との関係や夫の家族との関係など、読んでいて思わず怒りを覚えるようなキャラクターもいる。そこまで感情移入できるのは、作者の筆力がすばらしいからだろう。

■ストーリー

女子高生が自宅の庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が入り混じり、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。

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