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娘に嫌われていると考える母親 【母性】 [書籍にドロップキック!!]

母性 (新潮文庫)

母性 (新潮文庫)

母性 [ 湊かなえ ]

 

■ヒトコト感想
母親と娘それぞれの視点で描かれる物語。作者得意の独白形式で、そこに第三者目線が入ることで事件の全容がみえてくる。女子高生が倒れていたのは、自殺未遂なのかそれとも事故か、または…。母親が考える幸せの形と、娘の考えの違い。母性というタイトルどおり、母親が子供にそそぐ愛情について描かれている。

母親の母性とは生まれながらにしてあるものなのか、それとも社会性から作り上げられるものなのか。娘に嫌われると思い込む母親と、母親の理想とする娘になれないと苦悩する娘。夫との関係や夫の家族との関係など、読んでいて思わず怒りを覚えるようなキャラクターもいる。そこまで感情移入できるのは、作者の筆力がすばらしいからだろう。

ストーリー

女子高生が自宅の庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が入り混じり、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。

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ホームズのイメージ一新 【シャーロック 忌まわしき花嫁】 [映画にドロップキック!!]

 

■ヒトコト感想
ドラマ版のシャーロックは見たことがない。そのため、現代のシャーロック絡みの面白さを感じることができなかった。現代のシャーロックが頭の中で作り上げた物語として、1895年のロンドンを舞台としたシャーロックホームズの世界が描かれている。ドラマ版を見ていればというのもあるが、見ていなくても楽しめた。

ホームズの映画をいくつか見ており、本も読んでいたので、すんなり入り込むことができた。演じる俳優が異なれば、これほどホームズのイメージが変わるのかと驚いた。モリアーティ教授やワトソンなどのイメージも異なってはいるが、本作独特の面白さはある。ホームズが神経質そうで、ホームズの兄がかなり高飛車なのは、シャーロックの影響なのだろう。

■ストーリー

たった一度限りの特別編、その舞台はなんと1895年のロンドン。蒸気機関車が走り、馬車が闊歩するベーカー街で、フロックコートに身を包んだ「世界一有名なコンサルタント探偵とその親友」シャーロックとジョンが新たなる事件に挑む!

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くそマジメでシリアスなストーリー 【HK 変態仮面】 [映画にドロップキック!!]

 

 

HK/変態仮面 [DVD]

HK/変態仮面 [DVD]

 

HK 変態仮面 [ 鈴木亮平 ]

 

■ヒトコト感想
昔、週間少年ジャンプで読んだ覚えのあるマンガの実写化。あえてこのマンガを今の時代に実写化することにどのような意味があるのか…。恐らく30代以上でなければ原作マンガのことは知らないだろう。そんな状況にも関わらず、実写化しヒットしたのだろうか…。続編ができたということは、それなりに好評だったのだろう。

くだらないことを全力で真剣に演じている俳優たち。どう考えてもパンティーを被ると変態仮面になる、なんてのは真面目に見るべき作品ではない。が、いたって真剣に物語がすすんでいく。そこに面白さが生まれている。ヒロイン女優も、くそまじめにシリアスな演技をしているが、それらすべてを含めて、変態仮面の面白さなのだろう。

ストーリー

ドMの刑事とドSの女王様の間に生まれた、正義感の強い紅優高校拳法部員の色丞狂介(しきじょうきょうすけ)。転校生の姫野愛子に恋をした狂介はある日、銀行強盗の人質になった愛子ちゃんを救うために現場に潜入し変装をしようとするが、マスクと間違えて女性用パンティを被ってしまう。

その瞬間、経験した事のないエクスタシーを感じた狂介の中で、眠っていた両親から引き継いだ血が目覚め、潜在能力が100%覚醒した“変態仮面"に変身し、超人的な力で悪を倒す。

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東北の震災を忘れない 【そして、星の輝く夜がくる】 [書籍にドロップキック!!]

そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)

そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/12/15
  • メディア: 文庫

そして、星の輝く夜がくる [ 真山仁 ]

 

■ヒトコト感想
東日本大震災で被災した東北地方の小学校に赴任した教師の物語。作者らしくないというか、重松清の作品のように思えてしまう。自身も阪神大震災の被災者である教師小野寺が、東北の子供たちと本音の交流をする。きれいごとばかりではなく、多少むちゃくちゃなことを言ったりもする。勢いで周りを巻き込むタイプの問題教師だが、校長が理解者のためうまくいっている。

被災者は我慢しすぎだとか、子供は親に本音を言えずに苦しんでいるなど、被災したことによる被災者の我慢がとりあげられている。必ずしも小野寺の意見が正しいわけではない。作中でも小野寺を支持するパターンばかりではない。忘れさられようとする東北のことを思い出すきっかけになる作品だ。

■ストーリー

東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの”本音の交流”を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。

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勉強するという感覚なしに楽しめる 【世界史の極意】 [書籍にドロップキック!!]

世界史の極意 [ 佐藤優 ]

 

■ヒトコト感想
世界史といっても歴史を勉強するというたぐいではない。過去の歴史の鍵となる部分を学び、現在起こっていることを検証する。印象的なのは帝国主義の記載部分だ。学生時代に軽く勉強した程度の知識しかないので、帝国主義とはどのようにして作り上げられ崩壊したのかは非常に興味深い。それでいて、新・帝国主義として現代へと繋がる。

この強烈なインパクトはすさまじい。帝国主義が最終的には戦争に向かっていったことを考えると、新帝国主義はどのような末路をたどるのか。キリスト教とイスラムなどは、ほとんど知識がなく新鮮な気持ちで読むことができた。今、世界で起きていることを紐解くには、過去を学ぶことが一番なのかもしれない。

ストーリー

ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題…世界はどこに向かうのか?戦争の時代は繰り返されるのか?「資本主義と帝国主義」「ナショナリズム」「キリスト教とイスラム」の3つのテーマを立て、現在の
世界を読み解くうえで必須の歴史的出来事を厳選、明快に解説!激動の国際情勢を見通すための世界史のレッスン。 

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強烈なプロの登山家精神 【バーティカル・リミット】 [映画にドロップキック!!]

バーティカル・リミット [Blu-ray]

バーティカル・リミット [Blu-ray]

バーティカル・リミット(’00米)【Blu-ray/洋画アクション|サスペンス|アドベンチャー】

 

■ヒトコト感想
標高8000メートルでの救出。K2アタック中にアクシデントから山頂近くで遭難してしまう。雪崩に巻き込まれた仲間を救出することができるのか。山の過酷さがすさまじい。冒頭、いきなりロッククライミング中の事故が発生し、そこで自分の命を犠牲にしてでも仲間を助けるというプロの登山家精神が表現されている。激しい雪山での救助は想像を絶する困難さだ。

次々と起こるアクシデントはハラハラドキドキ、すんでのところで生還したり、または落下したり。仲間を救出するために背中にニトロを背負いながらのクライムはすさまじい。遭難者たちも、生き残るために微妙な駆け引きが生じる。山の壮大な映像と、雪山の困難さがこれでもかと描かれている作品だ。

■ストーリー

標高8,000メートル--。そこは人間の限界を越え、生命の維持が最も困難な<死の領域>。世界最高峰の一つ“K2”を目指すアタック隊に無線が届く。「嵐が発生、ただちに下山せよ!」だが、アタック隊はこれを無視し、雪崩に巻き込まれてしまう。事故現場は悪天候のためヘリすら近づけない。生命が持ちこたえるのに残された時間は22時間!想像を絶する決死の救出作戦が開始された。

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ご近所さんが暗殺者 【キス&キル】 [映画にドロップキック!!]

キス&キル [ キャサリン・ハイグル ]

 

■ヒトコト感想
ちょっとおバカな明るいラブコメアクションだ。ジェンがバカンス先で出会ったのは、理想の男・スペンサーだった。ふたりはデートを重ね、あっという間にゴールインしてしまう。が、実はスペンサーはCIAの凄腕スパイだった。スペンサーは足を洗い、平凡な生活を続ける。

問題はちょっと義理のお父さんとうまくいかないくらい。軽い感じのラブアクションだ。ジェンとスペンサーのラブラブっぷりと、ご近所さんや同僚などとごく普通の生活をする。が、スペンサーが何者かに命の狙われ始めると流れが変わってくる。何も知らないジェンを巻き込みご近所さんが実は暗殺者だったという流れでハチャメyチャなアクションが始まる。

■ストーリー

ジェンは失恋の傷を癒すバカンス中、信じられないほど素敵な男性スペンサーに出逢う。ひと目で恋に落ちたふたりは、美しいリゾート地でデートを重ね、見事ゴールイン。優しくてハンサムな夫との夢の新婚生活。しかし、彼には、平和な日常を一変させる、ある“危険"な秘密があった…。なんとスペンサーは、元・ CIAの凄腕スパイだったのだ! 彼の命を狙う敵を相手に、ジェンも銃を手にして戦うはめに。一筋縄ではいかない二人の愛が、今、試される!

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ホームズ好きはどうぞ 【バスカビル家の犬】 [書籍にドロップキック!!]

バスカビル家の犬 痛快世界の冒険文学 (24)

バスカビル家の犬 痛快世界の冒険文学 (24)

バスカヴィル家の犬 [ コナン・ドイル ]

 

■ヒトコト感想
コナン・ドイル原作のシャーロックホームズシリーズのひとつを原作とした作品。原作は未読。そのため新鮮な気持ちで読むことができた。バスカビル家に存在する伝説。そして伝説のとおりに殺される者。ポイントは伝説の魔犬が存在するかどうかだ。ワトソンが最初に現場に乗り込み、調査し、報告をホームズへ行う。そこでホームズが最後にずばりと謎解きをする。

昔からあるミステリーの定番としての流れではある。魔犬や底なし沼など、ミステリアスな要素は多数ある。伝説で終わらせる展開ではなく、科学的なオチをしっかりとつけている。ラストの解明に向けての流れは非常にハラハラしながら読むことができ、子供のころに読んだホームズシリーズを思い出した

■ストーリー

英国中部の荒野に建つバスカビル家の館。当主のチャールズ卿が不可解な死を遂げた現場には、巨大な犬の足跡が残されていた。その死の真相を探るのは、ロンドン・ベーカー街に住む、S・ホームズ。この沈着冷静な名探偵が僚友ワトスン博士と共に、魔犬伝説の謎を解く

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鉄オタたちの楽しげな生活 【僕達急行 A列車で行こう】 [映画にドロップキック!!]

僕達急行 A列車で行こう [ 松山ケンイチ ]

 

■ヒトコト感想
鉄道オタクの小町と小玉。ふたりを中心として物語はすすんでいく。ふたりはオタク独特の話し方をする。それは丁寧な口調だが、どこかよそよそしく感じてしまう。ふたりはそれぞれ、女性がそれほど得意ではない。小町は意識せずとも女性から人気がある。小玉は父親のおせっかいでキャバクラのお姉さんと見合いをしたりもする。

鉄オタであるふたりは何より鉄道が好きだ。偶然にも小町の仕事相手が鉄オタであり、仕事で出会う前に鉄オタとしてつながっていたために仕事でうまくいく。物語的にはそこまで山あり谷ありではない。わりとすべてうまくいっている。人の悪意や何か強烈なインパクトのある出来事がおきるわけではない。ただ、安心して見られる作品だ。

■ストーリー

のぞみ地所の社員、小町圭(松山ケンイチ)とコダマ鉄工所の二代目、小玉健太(瑛太)はともに鉄道を愛する者同士。ふとしたきっかけで出会ったふたりは、すぐに仲良くなる。住まいにもトレインビュー(鉄道が見える景色)を追求する小町は、コダマ鉄工所の寮に入るが、やがて転勤で九州支社に行くことになった。

九州には、のぞみ地所がなかなか口説けない大手企業の社長(ピエール瀧)がいたが、鉄道ファンだったことから小町や小玉と意気投合、事態は好転。ところが、小町も小玉も、恋のほうは趣味や仕事のようにはうまくいかず、途方に暮れていたが……。

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過去に戻れるならヒトラーを殺すか? 【デッド・ゾーン 下】 [書籍にドロップキック!!]

【中古】 デッド・ゾーン 下巻 / スティーヴン キング / 新潮社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】

 

■ヒトコト感想
超能力者として世間に認知されつつあるジョン。ただ、インチキだという評判に変わりつつもある。ジョンは平凡な暮らしをしたいだけ。セーラとの交流。父親との平凡な暮らし。教師職業を手に入れたジョンは日常を取り戻すかと思われたのだが…。

ジョンの能力が高まり、触れた人の未来までも見えてしまう。未来が見えるために苦悩するジョン。不幸な未来が明らかになっている状態で、ジョンはどのような行動をとるべきなのか。もし、過去に戻れるとしたらヒトラーをどうするか?というジョンの問いがすべてを表している。自分の能力は人に信じてもらうのは難しい。そんな状況で苦悩するジョンが最後にとった行動は非常に感動的だ。

ストーリー

まがいものの“神”になってしまったジョンの苦悩は続いた。人は誰でも将来を教えてもらいたがるが、それは決してその人に幸せをもたらさない。その上,彼にはすべてが見通せるわけではなかった。頭の一部に黒い塊=デッド・ゾーンがあって、そこにある情報は出てこないのだ。それでも彼には予知できた―有力な大統領候補者のスティルソンが、国をどこに率いていくつもりなのかを。

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